毎日サバイバル ~フリーター男の一人暮らし記~

一人暮らしを始めて早7年。現在、フリーターとして生活中。現代社会を生き残る術を読者の方と探求していくブログです

家計簿のススメ ~「zaim」を使おう~

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前回の記事では、家計簿の具体的なつけ方について紹介しました。
筆者の文章力の無さと、文面の長さから大変読みにくかったと思いますが、その一部分でも参考にしていただければ幸いです。
今回の記事は表題の通り、ウェブ家計簿「zaim」について紹介します。


「zaim」とは、インターネット上で使えるウェブ家計簿サービスです。
(URLを貼っておきます。https://zaim.net/
登録は無料で、筆者も利用しています。
ウェブ家計簿は、他にもありますが筆者が 「zaim」を選んだ理由は2つあります。
1つは、専用のスマートフォンのアプリがあることです。
これにより、パソコンがない出先などからでも、お金の出入力が記録できます。
メモやレシートを残しておく必要がなく、自動販売機などレシートがでない場合に便利です。
アプリは、iPhoneAndroidスマートフォンの両方で使えます。
もう1つの理由は、利用ユーザーが多いことです。
登録者数は500万人(2016年7月13日時)で、アプリも家計簿分野で1位を獲得しています。
筆者は「zaim」を最初に使っていたのですが、使いにくいという理由から別のウェブ家計簿に乗り換えましたが、そのサービスは先日終了してしまいました。
そこで他にあても無かったので、再び登録し直したのですが、前回とは比べ物にならないほど使い勝手が良くなっていました。
ユーザーが多いこと、長い運用実績がサービスの充実に反映されていると感じ、好感が持てました。


「zaim」ができることは主に以下のものです。
・ 約1500の銀行やクレジットカードの入出金を自動取得、分類
・棒グラフ、円グラフで家計簿を分析
・月の予算を決め家計簿の残高を表示
CSV、エクセルへのエクスポート
・医療費控除にあたる支出を自動抽出
・お住まいの地方自治体の給付金を自動取得に対応


いかがでしたでしょうか?
以上はいずれも長年家計簿をつけている筆者がオススメする機能なので、読んでいただいた人も、ご登録の上でこの便利さを体感していただきたいです。
もし登録の方法が分からない、自信がないという人は次回の記事で登録の方法を画像付きで解説しますのでご参考ください。
その際に、予算などの設定の仕方も少し書く予定です。


今回はここまでです。
ご一読、ありがとうございました。

家計簿のススメ~家計簿のつけかた~

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前回の記事では、家計簿をつけるメリットについて書きました。
「家計簿をつけてみよう」「興味がでてきた」という人に向けまして、今回からは具体的な家計簿のつけかたについて書いていこうと思います。

 

まずは家計簿をつける道具です。
書店や文房具店に行けば、ずばり「家計簿」として売られているものもあります。初めての人はまず購入して、その項目を埋めるようにつけていけばいいでしょう。筆者も初めのうちは買ってつけていました。
しかし、家計簿は専用のものを買わなくても通常のノートや、パソコンの表ソフトでも作ることもできます。こちらだと、生活スタイルに合わせて項目を自在に変えられて便利です。
そこで今回は家計簿をつけるうえで必要な項目について詳しく解説していきます。
これを押さえておけば、家計簿を作る際、また売り物の家計簿でも自分好みに書き換えることができると思います。

 

まず、基本の項目は以下の3つです。
支出
収入
口座

 

この3大項目さえあれば家計簿はつけられます
「支出」は使ったお金、「収入」は入ってきたお金、「口座」は残っているお金です。
項目名で内容はなんとなくお分かりかと思います。
基本的な家計簿のつけ方は、「収入」「口座」に書き込み、「口座」から「支出」を引くという流れです。
3大項目の下には、費目という細かい項目に別けられます。

 

費目とは、家計簿をつける際に分類される費用の名前です。
この費目は細かく別けるほど、お金の流れの分析に役立ちますが、多すぎると流れが見えにくくなるので、筆者は費目を「大費目」とその下の「小費目」という分け方で項目を作っています。
この費目は3大項目と違い、生活スタイルによって変わります
例えば以下に紹介する「支出」の費目である交通費には、タクシー代は含まれていませんが日常的に利用される方は含めるべきでしょう。
もし、つける際に当てはまる小費目がなければ、大費目でつけるか、小費目に「その他」などの新たな費目を追加するなどして対応してください。

 

では具体的な費目について、筆者が実際につけているものから紹介します。
なお筆者の場合、家計簿をつける目的は使ったお金を把握するためなので、支出の費目が細かくなっていますが、資産運用などが目的であれば収入や口座の費目を充実させるべきでしょう。
先にも書きましたが、人によって適したものは異なるので、自分流につけやすいように工夫していただくことをオススメします。
以下、長くなるのでご了承ください。

 

【支出】
(大費目)
・食費
(↑の小費目)
・食料品・食材・飲料・菓子類・酒類・外食・喫茶代

(大費目)
・住居費
(↑の小費目)
・家賃・家事用消耗品・家具・家電・モバイル機器・修繕費

(大費目)
水道光熱費
(↑の小費目)
・水道料金・電気料金・ガス料金

(大費目)
・通信費
(↑の小費目)
・携帯電話料金・インターネット関連費・放送サービス料金・固定電話料金・配送料・はがき

(大費目)
・交通費
(↑の小費目)
・ガソリン代・駐車料金・自動車税自動車保険・電車・バス

(大費目)
・美容
(↑の小費目)
・衣類・下着・履物・アクセサリー・クリーニング・健康・散髪・化粧類

(大費目)
医療保険
(↑の小費目)
・病院代・薬代・医療用品・生命保険・医療保険

(大費目)
・交際費
(↑の小費目)
・宴会・贈答品・会費・冠婚葬祭

(大費目)
・娯楽教養
(↑の小費目)
・書籍・映画・動画サービス・イベント・サービス・娯楽用品・記念品

(大費目)
・教育
(↑の小費目)
・受験料・学用品・参考書・文房具

(大費目)
・税金
(↑の小費目)
・住民税 ・所得税・年金・罰金

(大費目)
・大型出費

(大費目)
・その他

【収入】
・給与
・副業
・臨時収入

【口座】
・現金
・銀行
電子マネー
・金券
・クレジットカード

 

以上です。各項目について、分かりづらい点を少し補足いたします。
「支出」の「大型支出」は旅行など、普段は使わない例外的な支出のためのものです。「その他」には使途不明金など、家計簿の金額が合わない時など不測の事態のためのものです。
「収入」の「臨時収入」は、中古ショップの買取など、本業や副業以外での収入に使います。
「口座」の「銀行」や「電子マネー」は、複数所有している場合は「三菱UFJ銀行とゆうちょ銀行」「SUICAとEdy」など分けられた方がいいでしょう。「クレジットカード」は、引き落とし日や支払回数などの条件があり、扱いにくい費目なので注意や工夫をして使いましょう。

 

いかがでしたでしょうか?
ちなみに家計簿をつける期間ですが、一か月区切りがよいと思います。
細かい話が多く、分かりづらかったと思いますが、今後も機会があれば関連の記事を書きますし、個別の質問もコメントやメールで受付ますのでお気軽にどうぞ。
次回は、筆者が使っているウェブ家計簿について紹介します。


ご一読、ありがとうございました。

家計簿のススメ ~家計簿をつけるメリット~

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本ブログは、一人暮らしの方、その中でも節約したいと考えられている人に向けて書きたいという思いから始めました(勿論、一人暮らしの方でなくても大歓迎です)
そこで、今更ながらではありますが私の節約術を紹介します。
その第1弾として「家計簿」について書いていきます。

筆者は家計簿をつけることを5年ほど続けてます。
若く、さらに男でつけているのは珍しいらしく、人に話すと驚かれます。
「面倒くさい」「つけかたが分からない」の主に2つをつけない理由としてよく聞きます。
そこで、今回はまず「面倒くさい」という人にお答えするため家計簿をつけるメリット」を紹介します。

 

家計簿をつける最大のメリットは、お金の流れが見えることです。
お金は財布の中にあるものは見えますが、出ていったお金はレシートなどがないと見ることはできません。レシートは貯めるとかさばりますし、飲み会の割り勘などレシートがでない場合もありますので、それらを家計簿に記録しておけば、出金をもれなく確認ができます。
では、お金の流れが見えると何が良いのでしょうか?

 

筆者は、「出金は出血と同じ」と考えています。
血が流れ続けていると体調が悪くなりますので、傷口は塞がねばなりません。
大げさな例えですが、「身銭を切る」「自腹を切る」の言葉があるようにお金を使うのには、痛みを伴うような感覚をもつという人も多いと思います。
云わば家計簿をつけることは、傷口を探ることです。

 

つまり、どのようお金を使ったかを確認することで、次へのお金の使い方を考えることができるようになる、もっといえば、お金を使うということへの意識を持つことができます。
意識が芽生えれば、主体性を持ってお金を使う計画をたてることができます。これがあると、普段の生活での迷いや不安が少なくなります
例えば、スマートフォンを買い替えることになったとします。機種代は分割で払うのが一般的だと思いますので、選ぶ機種により月々の携帯料金は変わってきます。
そうなると月々の出金のうち、自分がどのくらいを携帯料金にあてられるかを知っておかないと、選ぶ機種だけでなく、プランやサポート内容も選ぶことはできません。
単に一番安い組み合わせを選んだとしても、それが自分の望むサービスや機種でないこともあります。
自分の支払い能力を知ることがえきれば、その予算から自分が望むものを探りあてることができます。
スーパーで買い物する際も、家計が不安だから単に安いものだけしか買わないというよりも、予算を決めてその中で不安なく自分が好きなものを買うことのほうが、良いと思います。

 

節約術を紹介しているブログや本を読むと家計簿はつけなくてもよい、むしろつけることで時間やストレスがかかり、デメリットが多いという意見もあります。
確かにそれも正しいと思います。
しかし、将来や現在の生活ことで漠然と悩むのであれば、まず家計簿をつけ、それらを少しづつ無くすことができれば、つけるデメリットを超えたメリットを得ることもできると思います。
まずは、何事も始めて、そして続けることです。それでメリットがないと思えばやめればいいです。
著者も様々なことを何度もやめてきました。しかし、そこから学べることも多く、次へ始めることを決める役にも立ちます。

 

余談ですが、「グレート・ギャツビー」を書いたアメリカの小説家、フィッツジェラルドは日記を書くのに帳簿を使っていたそうです。
確かにお金の出入りをみると、その時自分がしたことを細かいところまで思い出すことができます。
このことから家計簿は日記の役割も兼ねることができるともいえますね。

 

いかがでしたでしょうか?
足早でしたが、家計簿をつけるメリット、魅力について伝われば幸いです。
習慣を続けるコツは主体性、つまり自分で工夫し、楽しむことです。
次回は「つけかたが分からない」という人に答えるため、家計簿の具体的なつけかた、工夫のしかたについて書きます。

 

ご一読、ありがとうございました。

一人暮らしのための部屋探し(後編) ~業者探し~

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前回の記事では、【部屋探し】の前に考えるべき3つの条件について書きました。
条件が決まりましたら、いよいよ【部屋探し】の本番、賃貸選びに移ります
今回は、賃貸を紹介してくれる不動産業者(以下、業者)の選び方と、その回り方について書いていきます。

 

業者の選び方に入る前にまず、その業者について大まかな説明をしておきましょう。
業者はその経営形態と、事業内容によって別けられます。
少しややこしいかもしれませんが、理解しておくと業者を訪ねる際に役立ちますので、その違いとメリット、デメリットを書いていきます。
まず、経営形態によって「大手」「地域」の2つに分かれます
「大手業者」は、業者名自体が知名度が大きく、1つのブランドになっているものです。
テレビコマーシャルでよく流れている業者などがそうですね。
メリットは、取り扱っている部屋が多いことです。デメリットは、会社が大きいので従業員の出入りが多いので、その地域のことを知らない従業員が接客にあたる可能性があることでしょうか。
「地域業者」は、基本的にその地域だけで営業をしている業者です。
「大手業者」と比べると規模が小さいので、賃貸業務だけでなく不動産売買もしていることが多いです。
メリットは、地域とその賃貸に詳しい従業員がおり、条件のよい部屋を紹介してもらえる可能性があること。デメリットは、扱っている部屋が少ないことです。
次に、事業内容によって「仲介業者」「管理業者」の2つに分かれます
「仲介業者」は、賃貸主や管理業者から依頼を受けた部屋のを紹介する業者です。
メリットは、取り扱っている部屋が多いことと、賃貸契約更新などの手続きや賃貸主などとの交渉を行ってくれること。デメリットは、賃貸主への礼金の他に仲介手数料という名目でお金が必要で費用がかかってしまうこと。

「管理業者」は、賃貸主から委託されて部屋を管理している、ないし業者自身が部屋を管理ている業者です。
メリットは家賃などの交渉がしやすいことと、一般的に「仲介業者」より礼金が安いこと。デメリットは、賃貸契約更新などの手続きを自身でやらなければならないことです。
以上のことを簡単にまとめのが下図です。

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さて業者のことを理解されたら、本格的な【部屋探し】の方法を紹介します。
まずは、部屋を紹介している広告を探すことです。
広告は業者の店先に出ているものもありますが、遠方などでなかなかその地域の業者に足を運べない方はインターネットで広告を探されるといいでしょう。地域の相場も分かるので、直接業者に行って広告を見るという方も事前に見ておくといいでしょう
インターネットは広告数も多く、探すのに便利なのですが細かい情報が書いてい無かったり、もしくは部屋自体がすでに無い場合があります。その場合はメールなどで業者に問い合わせてみましょう。
部屋の候補を大体決めたら、次はそれを扱っている業者への訪問です。
訪問する日時は、待つのが嫌であれば事前に電話などで約束しておくといいでしょう。その際に詳しい条件を伝えておくと、探した部屋以外の広告を訪問の際に紹介してもらえるかもしれません。

 

では、業者の選び方ですが、勿論、探している部屋を扱っていることが第1ですが、次に大事なのが従業員の人柄です。
人柄はメールや電話応対である程度はわかりますが、やはり実際に会ってみないなんともいえないですね。
従業員により、接客態度は異なりますが、一人がそうならその業者の他の従業員も同じようなものであると考えてもいいでしょう。
人柄は、相性もあるので一概にはどれが良いとは言えませんが、仕事ができるかどうかに注目すれば、与えられた条件内の部屋を探してくれる人が良いといえるのでなないでしょうか。
従業員の中には、条件を変えるように導き、無理に契約につなげようとする人もいます。
おしつけに弱い方は、訪問の際に「この後予定がありますので長居できないです」と言っておけば、強引に迫られた際に帰る理由として使えますし、他の業者を手早く回るためにも有効です。もし、従業員が気に入れば電話をかける芝居をして「予定がなくなりました」などと延長しましょう。
条件の中でも、特に家賃だけは設定より上げてはいけません
よくある営業トークが「もう少しだけ家賃を上げれば条件にあったいい部屋がある」などです。
家賃設定は上げれば天井知らずで、どんどん上がりますので、最初に決めた家賃を変えてはいけません
家賃を上げるのではなく、別の条件を下げましょう。

 

部屋が決まれば、後は従業員にその部屋の見学に連れて行ってもらってください
道中までのトークや部屋を紹介してくれる際も、従業員の人柄を観察しましょう。
部屋や、その住む地域のメリットだけでなく、デメリットもきちんと説明をしてくれる従業員は、よく部屋のことを理解しており、親切な人だと判断していいでしょう。
部屋も、従業員も気に入れば、契約をして、【部屋探し】は完了です。

 

再度申しますが人柄は重要で、これは【部屋探し】の後も、実際に生活して不都合が生じた際の対応などをその業者が行いますので十分注意を払い選びましょう。
前後編と書いた【部屋探し】の記事は以上です。
読んでいただいた方に、良い部屋、業者が見つかることを願います。

 

ご一読、ありがとうございました。

一人暮らしのための部屋探し(前編) ~3つの条件~

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前回の記事では、一人暮らしをするにあたり必要なものと不要なものについて書きました。
しかし、一番必要なものをご紹介するのを忘れていました。
それは住居です。
一人暮らしの住居だとワンルームの賃貸が一般的だと思います。
そこで今回の記事では、筆者の考える【部屋探し】のコツを書きます。

 

最初に断っておきますが、筆者には不動産の知識が一切ありません。
専門的で詳細な知識や選び方を書かれているサイトやブログは多くあります。
ですが、筆者は7年間の一人暮らしのうち、2回引っ越し、その度に【部屋探し】をしており、その多少の経験則はありますので、参考の1つにしていただければいいかなと思います。

 

さて、早速ではありますが【部屋探し】に入る前にやることがあります。
それは【部屋探し】の条件を考えることです。
その条件は3つあります。
「お金」「場所」「その他」
順位としては、ご自身がおくられる生活スタイルで異なりますが、筆者は、お金」「場所」「その他」の順番で考えられることをオススメします。この詳細は後ほど。
ではこの3つの条件について詳しく解説しましょう。

 

まず1つ目の条件、「お金」についてです。
これは、主に「家賃」と「初期費用」の2つに分けられます。
「家賃」は賃貸主に支払うお金です。大体が月に1回の支払いです。
「家賃」は基本的に金額を変えられないので、もし自分の収入に見合わないと家計をかなり圧迫します。
では、「家賃」は収入に対してどれくらいがいいのでしょうか?
勿論、「家賃」は安く収入が多いのに越したことはありませんが、一般的には収入の30%くらいがよいとされ、筆者もこの割合で家計を維持しています。
「家賃」は、その金額を下げるには賃貸主への交渉か、引っ越すしか方法がなく、その難易度はいささか高いので、慎重に考えて決めましょう。
なお、この「家賃」の他にも、「共益費」「管理費」といった賃貸の維持管理のための名目で毎月支払いをしなくてはならないので、これも含めて「家賃」として考えましょう。
次にもう一つの「初期費用」について。
こちらは主に「敷金」「礼金(仲介手数料)」「諸費用」に分けられます。
少しややこしい話ので、最初に「諸費用」について書きます。
「諸費用」はその通り、【部屋探し】自体にかかる様々な費用です。
具体的には、交通費などです。
引っ越し先が遠方なら、行き来をするだけでも交通費も時間も掛かってしまいますので、できればなるべく早く多くの【部屋探し】ができる工夫をしましょう。
次に「敷金」「礼金(仲介手数料)」です。
「敷金」とは賃貸主への家賃などの担保金です。家賃の支払いができないときや、退去の際の原状回復の際に使われるお金で、いわば保険のようなものです。契約にもよりますが、退去時に返金してもらえる場合もあります。
礼金(仲介手数料)」は賃貸主へのお礼金、仲介手数料は賃貸を紹介してくれた不動産業者へのお礼金です。どちらもお礼金なので費用としては一括で捉えます。こちらは敷金とは違い返金はありません。
「敷金・礼金」が無料の賃貸広告もありますが、そういった賃貸には入居の際は鍵の交換や室内消毒の費用、また退去の際もクリーニング代などの経費が掛かる場合があります。初期費用が抑えられて魅力的ですが、契約の際には十分注意しましょう。

 

次は2つ目の条件、「場所」です。
これは賃貸がある場所ですね。賃貸の価値を決める要素は様々ですが、最大のものはこれだと思います。
これに関する広告で、よくある言葉は「駅から何分」「コンビニ、スーパーまで何分」「役所、病院まで何分」などです。
こういった公共施設、特に駅からは近いほど賃貸の価値があるとされ、「家賃」は高くなります。
しかし、「場所」の価値はご自身でつくりだすことができます
例えば、『駅から歩いて5分で50000円』と『駅から歩いて15分で40000円』の2つの物件があるとします。
「時は金なり」ということわざもある通り、3倍かかる時間を月々1万円で買えるなら魅力的ですよね。
しかし、移動に自転車を使った場合はどうでしょうか?平均時速では自転車のほうが歩行より大体3倍くらい早いです。
ということは、毎日5分自転車で駅まで移動するだけで1万円が稼げるわけです。
駅に停めるには駐輪代がかかりますが、駐輪代が1回150円で、週5日、月だと22日の通学通勤だとしてもかかる費用は3300円で、6700円が手元には残ります。
さらに筋トレやサイクリングが趣味になれば、もしかすると、駅自体を利用することがなくなるかもしれません。
また、スーパーやコンビニなどの商業施設が周りに無くても、インターネット通販を利用すれば大概のものは買えますし、生鮮食材も届けてくれるサービスもあります。
いささか大げさには説明しましたが、考え方を変えたり、工夫をすれば「場所」のデメリットを少なくすることができ、毎月かかる「家賃」を抑えることは可能です。
もう1度申しますが、「家賃」は変えることができないので、多面的に考えて【部屋探し】を行いましょう。

 

最期は3つ目の条件、「その他」です。
これはそのとおりに、雑多で生活スタイルによって大きく変わります。
個人的には「日当たり」「部屋の位置(角部屋)」「洗濯機が設置できるか」の3つは重要だと考えます。
これらは「収納」「家具家電付き」「インターネット回線あり」などと違い、「家賃」「場所」と同じく住んだ後に変更ができないものだからです。
「部屋の位置」については、生活音が気になる方には特に重要と思いますが、こればかりは運です。私は以前、隣の部屋がない角部屋に住んでおり、生活音とは無縁の生活ができると思っていましたが、結果は下の部屋からドラム音が毎晩聞こえるという始末でした。しかし、慣れれば案外気にならないものですし、集合住宅に住む以上これらからは逃れられないので、過度に部屋の位置を気にする必要はないかなと思います。

 

いかがでしょうか?
3つの条件が決まりましたら、次は本格的な【部屋探し】の段階、不動産業者探しに移ります
それはまた次の記事で。
今回はここまでです。

 

ご一読、ありがとうございました。

一人暮らしで必要なもの、不要なもの

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今回は一人暮らしで【必要なもの】【不要なもの】について書きたいと思います。
これから始める方、始めたばかりの方には是非ともご一読いただきたいです。

 

まず【必要なもの】について。
ずばり…、人によって違います
「何だそりゃ!?」と皆様、つっこまれたでしょう。
しかし、生活をしていて、万人が必要とする生活用品はないと思っています。
勿論、衣類など無いと犯罪になりかねないものもありますが…。
話を元に戻すと、【必要なもの】は嗜好性(好み)や地域性(住む場所)などによって変わってきます。
つまり、ご自身の生活スタイルを想像して、必要と思ったものが、本当に必要なもの】です。

 

さて、ここまでの話だと「人それぞれで違う」ということになり、今回の記事はそれだけで終わってしまいます。
しかし、【不要なもの】はどうでしょうか。
【必要なもの】は買い足せばいいです。その瞬間に無いと困るものは大体がコンビニで売っています。
しかし、【不要なもの】を買ってしまったらどうでしょう?
お金は返ってきませんし、処分するにも家具や家電はそれにもまたお金がかかってしまいます
以上の考えから、【必要なもの】よりも【不要なもの】を紹介したほうが有益と思い、今回はそれを具体的に書いていきます。

 

なお、今回提案する【不要なもの】は生活スタイルを一人暮らしの方の多くが選ばれる、ワンルームでの生活を想定しています。
早速ですが、【不要なもの】とはずばり場所をとるものです。
場所をとるものは床の面積をとるものともいえます。
部屋の面積がせまいとそれだけでストレスになりので、できるだけ場所をとらない工夫をしましょう。
では、それを踏まえて【不要なもの】を紹介します。

【不要なもの】
・オフィスデスク(勉強机)
・マットレス
・本棚
・トースター
・空気清浄器
・デスクトップパソコン
・アイロン
・掃除機
・扇風機

 

いかがでしょうか?
どれも場所をとりますよね。
しかし、どれも必要なものにも見えますよね。そこがポイントです。
そこでこれらを【場所をとるもの】では無くしてしまいましょう。
キーワードは「マルチ」と「サイズダウン」です。

 

まず「マルチ」ですが、これは1つのものに色々な機能があることです。
例をあげると、


・机→(+暖房)コタツ
・トースター→(+レンジ)オーブンレンジ
・空気清浄器→(+除加湿)除加湿空気清浄機
・本棚→(+キャスター、ハンガーetc)組み換えできるメタルラック(※注1)
などです。

(※注1)クローゼットなどの収納場所がある方にはオススメしません。この詳細はまたの機会にいたします

 

次に「サイズダウン」ですが、これはその通り、小さくすることです。
例をあげると、


・デスクトップパソコン→ノートパソコン
・マットレス→布団
・アイロン
・掃除機
・扇風機
→小型のものにする
などです。

 

一人暮らしですと、結構これらのもので十分だったりします。
勿論、場所をとるものはそれに見合う価値があります。
それは、「専門性」です。
トースターで食パンを焼いた方が美味しいですし、マットレスで寝た方が疲れがとれるかもしれません。
これは冒頭の本当に必要なもの】に戻りますが、その機能がないとストレスを感じるのであれば買われるのをオススメします。
しかし特に、こだわりがない方は「マルチ」と「サイズダウン」を中心にして生活用品を選ばれることをオススメします。

 

さて、今回の記事は以上です。
お役に立ったでしょうか?
実はまだ書きたいことがあったのですが、長くなりますので、それは予告をして、次回に回します。

 

予告、筆者が思う【(どちらかといえば)不要なもの】
(目次)
・カラーボックス
・炊飯器
・自転車
・テレビ
・有線インターネット
・食器用洗剤
・ごみ箱
・三角ポスト
・トイレブラシ

いかがでしょうか?
これらも【必要なもの】に見えますよね。
詳細はまた次回。

 

ご一読、ありがとうございました。

本ブログにつきまして

こんにちは。
本ブログの筆者、ケインみよしと申します。
数あるサイトの中から、本ブログをお読みいただき嬉しく思います。


さて、本ブログはどのようなものかと申しますと、ずばり【一人暮らしの方】、もっと詰めれば【一人暮らしで節約したい方】に向けて書くものです。


詳しい内容を書く前に何故、私が本ブログを始めらかについてを書きます。
私は7年前の春に、大学進学のため、実家から離れて暮らすことになりました。
元来の心配性である筆者は、一人で暮らす初めての生活に不安だらけでした。
初めて迎えた夜の寂しさを未だに覚えています。

そんな時に役立ったのがインターネットでした。
サイトで紹介されている様々な情報から学び、試すことで、不安を解消していくことができました。
そして、社会人として3年が経過した今日、今度は自分の番だと思い立ち、この度本ブログを始めました。

 

本ブログでは、筆者が実践してきた一人暮らしに役立つ情報を発信していきます。
しかし、一人暮らしも、さらにブログ自体もまだまだの若輩者ですので、よりよい情報やご意見も多くあると思います。
そんな際には、コメントをいただけますと、皆様で共有できるので非常に幸いです。
皆様からのコメント、お待ちしております。

 

なお、ご承知と存じますが生活スタイルは個人差が大きいので、私が提案する情報が合わないという方もいらっしゃると思いますので、参考程度に留めていただき、実践は自己責任でお願いいたします。

よって、本ブログでの情報に基いて被った損害に対して、本ブログは一切の責任を負いません。また外部リンク先の情報及び内容についても、一切の責任を負いかねます。ご了承ください。

 

一人暮らしの皆様、生活を向上させて参りましょう

 

(2016年6月13日追記)