毎日サバイバル ~フリーター男の一人暮らし記~

一人暮らしを始めて早7年。現在、フリーターとして生活中。現代社会を生き残る術を読者の方と探求していくブログです

一人暮らしのための部屋探し(前編) ~3つの条件~

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前回の記事では、一人暮らしをするにあたり必要なものと不要なものについて書きました。
しかし、一番必要なものをご紹介するのを忘れていました。
それは住居です。
一人暮らしの住居だとワンルームの賃貸が一般的だと思います。
そこで今回の記事では、筆者の考える【部屋探し】のコツを書きます。

 

最初に断っておきますが、筆者には不動産の知識が一切ありません。
専門的で詳細な知識や選び方を書かれているサイトやブログは多くあります。
ですが、筆者は7年間の一人暮らしのうち、2回引っ越し、その度に【部屋探し】をしており、その多少の経験則はありますので、参考の1つにしていただければいいかなと思います。

 

さて、早速ではありますが【部屋探し】に入る前にやることがあります。
それは【部屋探し】の条件を考えることです。
その条件は3つあります。
「お金」「場所」「その他」
順位としては、ご自身がおくられる生活スタイルで異なりますが、筆者は、お金」「場所」「その他」の順番で考えられることをオススメします。この詳細は後ほど。
ではこの3つの条件について詳しく解説しましょう。

 

まず1つ目の条件、「お金」についてです。
これは、主に「家賃」と「初期費用」の2つに分けられます。
「家賃」は賃貸主に支払うお金です。大体が月に1回の支払いです。
「家賃」は基本的に金額を変えられないので、もし自分の収入に見合わないと家計をかなり圧迫します。
では、「家賃」は収入に対してどれくらいがいいのでしょうか?
勿論、「家賃」は安く収入が多いのに越したことはありませんが、一般的には収入の30%くらいがよいとされ、筆者もこの割合で家計を維持しています。
「家賃」は、その金額を下げるには賃貸主への交渉か、引っ越すしか方法がなく、その難易度はいささか高いので、慎重に考えて決めましょう。
なお、この「家賃」の他にも、「共益費」「管理費」といった賃貸の維持管理のための名目で毎月支払いをしなくてはならないので、これも含めて「家賃」として考えましょう。
次にもう一つの「初期費用」について。
こちらは主に「敷金」「礼金(仲介手数料)」「諸費用」に分けられます。
少しややこしい話ので、最初に「諸費用」について書きます。
「諸費用」はその通り、【部屋探し】自体にかかる様々な費用です。
具体的には、交通費などです。
引っ越し先が遠方なら、行き来をするだけでも交通費も時間も掛かってしまいますので、できればなるべく早く多くの【部屋探し】ができる工夫をしましょう。
次に「敷金」「礼金(仲介手数料)」です。
「敷金」とは賃貸主への家賃などの担保金です。家賃の支払いができないときや、退去の際の原状回復の際に使われるお金で、いわば保険のようなものです。契約にもよりますが、退去時に返金してもらえる場合もあります。
礼金(仲介手数料)」は賃貸主へのお礼金、仲介手数料は賃貸を紹介してくれた不動産業者へのお礼金です。どちらもお礼金なので費用としては一括で捉えます。こちらは敷金とは違い返金はありません。
「敷金・礼金」が無料の賃貸広告もありますが、そういった賃貸には入居の際は鍵の交換や室内消毒の費用、また退去の際もクリーニング代などの経費が掛かる場合があります。初期費用が抑えられて魅力的ですが、契約の際には十分注意しましょう。

 

次は2つ目の条件、「場所」です。
これは賃貸がある場所ですね。賃貸の価値を決める要素は様々ですが、最大のものはこれだと思います。
これに関する広告で、よくある言葉は「駅から何分」「コンビニ、スーパーまで何分」「役所、病院まで何分」などです。
こういった公共施設、特に駅からは近いほど賃貸の価値があるとされ、「家賃」は高くなります。
しかし、「場所」の価値はご自身でつくりだすことができます
例えば、『駅から歩いて5分で50000円』と『駅から歩いて15分で40000円』の2つの物件があるとします。
「時は金なり」ということわざもある通り、3倍かかる時間を月々1万円で買えるなら魅力的ですよね。
しかし、移動に自転車を使った場合はどうでしょうか?平均時速では自転車のほうが歩行より大体3倍くらい早いです。
ということは、毎日5分自転車で駅まで移動するだけで1万円が稼げるわけです。
駅に停めるには駐輪代がかかりますが、駐輪代が1回150円で、週5日、月だと22日の通学通勤だとしてもかかる費用は3300円で、6700円が手元には残ります。
さらに筋トレやサイクリングが趣味になれば、もしかすると、駅自体を利用することがなくなるかもしれません。
また、スーパーやコンビニなどの商業施設が周りに無くても、インターネット通販を利用すれば大概のものは買えますし、生鮮食材も届けてくれるサービスもあります。
いささか大げさには説明しましたが、考え方を変えたり、工夫をすれば「場所」のデメリットを少なくすることができ、毎月かかる「家賃」を抑えることは可能です。
もう1度申しますが、「家賃」は変えることができないので、多面的に考えて【部屋探し】を行いましょう。

 

最期は3つ目の条件、「その他」です。
これはそのとおりに、雑多で生活スタイルによって大きく変わります。
個人的には「日当たり」「部屋の位置(角部屋)」「洗濯機が設置できるか」の3つは重要だと考えます。
これらは「収納」「家具家電付き」「インターネット回線あり」などと違い、「家賃」「場所」と同じく住んだ後に変更ができないものだからです。
「部屋の位置」については、生活音が気になる方には特に重要と思いますが、こればかりは運です。私は以前、隣の部屋がない角部屋に住んでおり、生活音とは無縁の生活ができると思っていましたが、結果は下の部屋からドラム音が毎晩聞こえるという始末でした。しかし、慣れれば案外気にならないものですし、集合住宅に住む以上これらからは逃れられないので、過度に部屋の位置を気にする必要はないかなと思います。

 

いかがでしょうか?
3つの条件が決まりましたら、次は本格的な【部屋探し】の段階、不動産業者探しに移ります
それはまた次の記事で。
今回はここまでです。

 

ご一読、ありがとうございました。