毎日サバイバル ~フリーター男の一人暮らし記~

一人暮らしを始めて早7年。現在、フリーターとして生活中。現代社会を生き残る術を読者の方と探求していくブログです

一人暮らしのための部屋探し(後編) ~業者探し~

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前回の記事では、【部屋探し】の前に考えるべき3つの条件について書きました。
条件が決まりましたら、いよいよ【部屋探し】の本番、賃貸選びに移ります
今回は、賃貸を紹介してくれる不動産業者(以下、業者)の選び方と、その回り方について書いていきます。

 

業者の選び方に入る前にまず、その業者について大まかな説明をしておきましょう。
業者はその経営形態と、事業内容によって別けられます。
少しややこしいかもしれませんが、理解しておくと業者を訪ねる際に役立ちますので、その違いとメリット、デメリットを書いていきます。
まず、経営形態によって「大手」「地域」の2つに分かれます
「大手業者」は、業者名自体が知名度が大きく、1つのブランドになっているものです。
テレビコマーシャルでよく流れている業者などがそうですね。
メリットは、取り扱っている部屋が多いことです。デメリットは、会社が大きいので従業員の出入りが多いので、その地域のことを知らない従業員が接客にあたる可能性があることでしょうか。
「地域業者」は、基本的にその地域だけで営業をしている業者です。
「大手業者」と比べると規模が小さいので、賃貸業務だけでなく不動産売買もしていることが多いです。
メリットは、地域とその賃貸に詳しい従業員がおり、条件のよい部屋を紹介してもらえる可能性があること。デメリットは、扱っている部屋が少ないことです。
次に、事業内容によって「仲介業者」「管理業者」の2つに分かれます
「仲介業者」は、賃貸主や管理業者から依頼を受けた部屋のを紹介する業者です。
メリットは、取り扱っている部屋が多いことと、賃貸契約更新などの手続きや賃貸主などとの交渉を行ってくれること。デメリットは、賃貸主への礼金の他に仲介手数料という名目でお金が必要で費用がかかってしまうこと。

「管理業者」は、賃貸主から委託されて部屋を管理している、ないし業者自身が部屋を管理ている業者です。
メリットは家賃などの交渉がしやすいことと、一般的に「仲介業者」より礼金が安いこと。デメリットは、賃貸契約更新などの手続きを自身でやらなければならないことです。
以上のことを簡単にまとめのが下図です。

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さて業者のことを理解されたら、本格的な【部屋探し】の方法を紹介します。
まずは、部屋を紹介している広告を探すことです。
広告は業者の店先に出ているものもありますが、遠方などでなかなかその地域の業者に足を運べない方はインターネットで広告を探されるといいでしょう。地域の相場も分かるので、直接業者に行って広告を見るという方も事前に見ておくといいでしょう
インターネットは広告数も多く、探すのに便利なのですが細かい情報が書いてい無かったり、もしくは部屋自体がすでに無い場合があります。その場合はメールなどで業者に問い合わせてみましょう。
部屋の候補を大体決めたら、次はそれを扱っている業者への訪問です。
訪問する日時は、待つのが嫌であれば事前に電話などで約束しておくといいでしょう。その際に詳しい条件を伝えておくと、探した部屋以外の広告を訪問の際に紹介してもらえるかもしれません。

 

では、業者の選び方ですが、勿論、探している部屋を扱っていることが第1ですが、次に大事なのが従業員の人柄です。
人柄はメールや電話応対である程度はわかりますが、やはり実際に会ってみないなんともいえないですね。
従業員により、接客態度は異なりますが、一人がそうならその業者の他の従業員も同じようなものであると考えてもいいでしょう。
人柄は、相性もあるので一概にはどれが良いとは言えませんが、仕事ができるかどうかに注目すれば、与えられた条件内の部屋を探してくれる人が良いといえるのでなないでしょうか。
従業員の中には、条件を変えるように導き、無理に契約につなげようとする人もいます。
おしつけに弱い方は、訪問の際に「この後予定がありますので長居できないです」と言っておけば、強引に迫られた際に帰る理由として使えますし、他の業者を手早く回るためにも有効です。もし、従業員が気に入れば電話をかける芝居をして「予定がなくなりました」などと延長しましょう。
条件の中でも、特に家賃だけは設定より上げてはいけません
よくある営業トークが「もう少しだけ家賃を上げれば条件にあったいい部屋がある」などです。
家賃設定は上げれば天井知らずで、どんどん上がりますので、最初に決めた家賃を変えてはいけません
家賃を上げるのではなく、別の条件を下げましょう。

 

部屋が決まれば、後は従業員にその部屋の見学に連れて行ってもらってください
道中までのトークや部屋を紹介してくれる際も、従業員の人柄を観察しましょう。
部屋や、その住む地域のメリットだけでなく、デメリットもきちんと説明をしてくれる従業員は、よく部屋のことを理解しており、親切な人だと判断していいでしょう。
部屋も、従業員も気に入れば、契約をして、【部屋探し】は完了です。

 

再度申しますが人柄は重要で、これは【部屋探し】の後も、実際に生活して不都合が生じた際の対応などをその業者が行いますので十分注意を払い選びましょう。
前後編と書いた【部屋探し】の記事は以上です。
読んでいただいた方に、良い部屋、業者が見つかることを願います。

 

ご一読、ありがとうございました。