毎日サバイバル ~フリーター男の一人暮らし記~

一人暮らしを始めて早7年。現在、フリーターとして生活中。現代社会を生き残る術を読者の方と探求していくブログです

家計簿のススメ ~家計簿をつけるメリット~

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本ブログは、一人暮らしの方、その中でも節約したいと考えられている人に向けて書きたいという思いから始めました(勿論、一人暮らしの方でなくても大歓迎です)
そこで、今更ながらではありますが私の節約術を紹介します。
その第1弾として「家計簿」について書いていきます。

筆者は家計簿をつけることを5年ほど続けてます。
若く、さらに男でつけているのは珍しいらしく、人に話すと驚かれます。
「面倒くさい」「つけかたが分からない」の主に2つをつけない理由としてよく聞きます。
そこで、今回はまず「面倒くさい」という人にお答えするため家計簿をつけるメリット」を紹介します。

 

家計簿をつける最大のメリットは、お金の流れが見えることです。
お金は財布の中にあるものは見えますが、出ていったお金はレシートなどがないと見ることはできません。レシートは貯めるとかさばりますし、飲み会の割り勘などレシートがでない場合もありますので、それらを家計簿に記録しておけば、出金をもれなく確認ができます。
では、お金の流れが見えると何が良いのでしょうか?

 

筆者は、「出金は出血と同じ」と考えています。
血が流れ続けていると体調が悪くなりますので、傷口は塞がねばなりません。
大げさな例えですが、「身銭を切る」「自腹を切る」の言葉があるようにお金を使うのには、痛みを伴うような感覚をもつという人も多いと思います。
云わば家計簿をつけることは、傷口を探ることです。

 

つまり、どのようお金を使ったかを確認することで、次へのお金の使い方を考えることができるようになる、もっといえば、お金を使うということへの意識を持つことができます。
意識が芽生えれば、主体性を持ってお金を使う計画をたてることができます。これがあると、普段の生活での迷いや不安が少なくなります
例えば、スマートフォンを買い替えることになったとします。機種代は分割で払うのが一般的だと思いますので、選ぶ機種により月々の携帯料金は変わってきます。
そうなると月々の出金のうち、自分がどのくらいを携帯料金にあてられるかを知っておかないと、選ぶ機種だけでなく、プランやサポート内容も選ぶことはできません。
単に一番安い組み合わせを選んだとしても、それが自分の望むサービスや機種でないこともあります。
自分の支払い能力を知ることがえきれば、その予算から自分が望むものを探りあてることができます。
スーパーで買い物する際も、家計が不安だから単に安いものだけしか買わないというよりも、予算を決めてその中で不安なく自分が好きなものを買うことのほうが、良いと思います。

 

節約術を紹介しているブログや本を読むと家計簿はつけなくてもよい、むしろつけることで時間やストレスがかかり、デメリットが多いという意見もあります。
確かにそれも正しいと思います。
しかし、将来や現在の生活ことで漠然と悩むのであれば、まず家計簿をつけ、それらを少しづつ無くすことができれば、つけるデメリットを超えたメリットを得ることもできると思います。
まずは、何事も始めて、そして続けることです。それでメリットがないと思えばやめればいいです。
著者も様々なことを何度もやめてきました。しかし、そこから学べることも多く、次へ始めることを決める役にも立ちます。

 

余談ですが、「グレート・ギャツビー」を書いたアメリカの小説家、フィッツジェラルドは日記を書くのに帳簿を使っていたそうです。
確かにお金の出入りをみると、その時自分がしたことを細かいところまで思い出すことができます。
このことから家計簿は日記の役割も兼ねることができるともいえますね。

 

いかがでしたでしょうか?
足早でしたが、家計簿をつけるメリット、魅力について伝われば幸いです。
習慣を続けるコツは主体性、つまり自分で工夫し、楽しむことです。
次回は「つけかたが分からない」という人に答えるため、家計簿の具体的なつけかた、工夫のしかたについて書きます。

 

ご一読、ありがとうございました。